次の世代 next generation 2004 2 1
今日(2/1)の日経新聞には、このような記事がありました。
「サン・マイクロシステムズ日本法人は、
公立学校に、パソコン向けの応用ソフトを無償で提供する。」
「表計算やワープロなどのソフトを束ねた『スタースイート』は、
マイクロソフトの『オフィス』に対抗する製品。」
「この『スタースイート』は、『ウィンドウズ』だけでなく、
『Linux』などでも利用できる。」
日本の投資家は、パソコン関係の会社というと、
インテルとマイクロソフトを連想するでしょうが、
他にも、あります。
AMDとサン・マイクロシステムズという会社です。
今回の世代では、インテルとマイクロソフトが圧勝しましたが、
次の世代は、どうなるか楽しみです。
私は、コンピューターについて、こんな考えを持っています。
コンピューターやOSが、人間の目に見える段階は、
まだ、「入り口」だと思っています。
コンピューターやOSを意識しなくても済む段階がくると思います。
今から、5年以上前のことでしょうか、こんなことがありました。
ウィンドウズを搭載したパソコンと、
マックOSを搭載したパソコンと、
OS/2を搭載したパソコンと、
UNIXを搭載したワークステーションがありました。
私は、コンピューターが好きですから、
4つを、必要に応じて、使いこなしていましたが、
友人は、大変、苦労していました。
だから、コンピューターの機種やOSに依存しない、
つまり、どんなコンピューターの機種でも、
どんなOSでも、動くソフトウェアがあるべきだと思いました。
VM(virtual machine)という考え方があります。
たとえば、Macのパソコンの中に、
仮想ウィンドウズ・パソコンを作り、
Macで、ウィンドウズを使う。
そういうソフトがあります。
昔は、パソコンの性能が低かったので、これは、無理がありましたが、
今は、実用的なレベルになりました。
現代では、パソコンの性能が飛躍的に向上しましたので、
VM(virtual machine)という考え方は、有効となりました。
だから、このVM(virtual machine)という考え方を応用すれば、
どんなコンピューターの機種でも、
どんなOSでも、動くソフトウェアという発想は、将来性があると思います。
ここで、紹介したOSなどの名称は、
コンピューター各社、ソフトウェア各社の登録商標です。